国土庁1999年度津波浸水予測図
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タイトル (Title)
国土庁1999年度津波浸水予測図
テーマ (Subject)
津波浸水予測図
詳細 (Description)
国土庁が1999年度に作成した「津波浸水予測図」
内容については、以下の論文で述べられている。
岡山和生、中辻剛:13.津波浸水予測図の作成とその活用(被害予想と緊急対応 その1),地域安全学会梗概集(9)、50-51(1999)
この図からは、福島第一原発の敷地に高さ8mの津波が襲来すると、1号機から4号機の敷地(高さ10m)に遡上し、原発は完全に浸水すると予測されていたことがわかる。
上記の論文で、当時の国土庁の担当者はこう述べている。
「津波対策を推進するにあたっては、その地域において発生する可能性のある津波とそれによる被害を想定し、津波による浸水域を地図上に表示する津波浸水予測図を作成することが有効である。このたび国土庁では、津波による浸水域をあらかじめ把握しておくことを目的として、全国沿岸について津波浸水予測図を作成した。
(中略)
これまでの津波浸水は、津波を起こす地震を過去の実例から想定し、過去の浸水域を参考にすることが多かったが、発生頻度が少ない津波地震に対しては、過去の経験だけでは必ずしも十分ではないという問題点があった」
この浸水予測図では、福島第一原発周辺での最大津波高さを8mとして計算している。これは「7省庁手引き」を用いて電気事業連合会が計算していた計算値8.6mとほぼ合致している
内容については、以下の論文で述べられている。
岡山和生、中辻剛:13.津波浸水予測図の作成とその活用(被害予想と緊急対応 その1),地域安全学会梗概集(9)、50-51(1999)
この図からは、福島第一原発の敷地に高さ8mの津波が襲来すると、1号機から4号機の敷地(高さ10m)に遡上し、原発は完全に浸水すると予測されていたことがわかる。
上記の論文で、当時の国土庁の担当者はこう述べている。
「津波対策を推進するにあたっては、その地域において発生する可能性のある津波とそれによる被害を想定し、津波による浸水域を地図上に表示する津波浸水予測図を作成することが有効である。このたび国土庁では、津波による浸水域をあらかじめ把握しておくことを目的として、全国沿岸について津波浸水予測図を作成した。
(中略)
これまでの津波浸水は、津波を起こす地震を過去の実例から想定し、過去の浸水域を参考にすることが多かったが、発生頻度が少ない津波地震に対しては、過去の経験だけでは必ずしも十分ではないという問題点があった」
この浸水予測図では、福島第一原発周辺での最大津波高さを8mとして計算している。これは「7省庁手引き」を用いて電気事業連合会が計算していた計算値8.6mとほぼ合致している
制作者 (Creator)
国土庁
発行者 (Publisher)
内閣府
日付 (Date)
1999年作成
開示請求受付日 2015年3月3日
開示決定日 2015年3月31日
開示請求受付日 2015年3月3日
開示決定日 2015年3月31日
協力者 (Contributor)
開示請求 添田孝史
関連 (Relation)
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https://togetter.com/li/806256
津波の浸水予測図 国が3月に完成へ 1998年12月5日朝日新聞夕刊社会面
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フォーマット (Format)
PDF
識別子 (Identifier)
府攻防第304号
ファイル
引用
国土庁, “国土庁1999年度津波浸水予測図,” 東電福島原発事故の資料, accessed 2024年11月22日, https://database.level7online.jp/items/show/15.