東北電力が実施した耐震バックチェック報告書を、JNESが分析したもの「事業者報告書では、評価における貞観津波の解析の位置づけが明確でない。(参考として解析を実施しているが、想定津波としては考慮されていない。)」「懸念事項 土木学会(2002)や中央防災会議(2006)では、869年貞観津波を対象として津波評価を行っていないが、最近の津波堆積物調査により波源行きや地震規模などが明らかとなりつつある。日本海溝沿いの想定津波の基準断層モデルを設定する際の考え方について、専門家へのヒアリング調査が必要である」
と書かれている。詳細は『東電原発裁判』p.75